めぞん一刻のアニメ版と原作の違いや改変について

めぞん一刻はアニメ版で原作とかなりニュアンスが違う改変も目立った作品だ。

例えばアニメ版の「五代くん骨折!恋のチャンスは病室で!!」は、

原作の「落ちていくのも」のストーリー。

原作ではここで2人の距離が大きく縮まることになる重要なエピソード。

しかし、この骨折に至る経緯が原作とかなり違う。

原作ではこずえとデートしてセーターまで受け取った五代に響子が嫉妬する。

五代が部屋で「響子のバッキャロー」と叫ぶ。

屋根の修理をしていた響子がそれを聞いてそこから口げんかが始まり・・・。

という展開だったが、原作では響子はヤキモチも焼かないしただただ素っ気ない。

喧嘩したわけでもないのに原作通りに響子が足を滑らせて雨どいにぶら下がる。

「管理人として何もしてあげられない」という自責の念から五代に助けを呼ばないというわけのわからない展開。

結局ギシギシアンアン言う音で五代が気づいて原作通り部屋に引っ張りこみ、

助けを呼ばなかったことを厳しく叱責しながら五代が落ちるという展開は同じ。

だがビンタはもちろんない。

入院してからも原作のような「女」が出ている描写もない。

庭を散歩していて抱き合うまでは同じだがその後キスしそうになるシーンもカット。

いとこの晶も出てこないがそれは大した問題じゃない。

響子がまるでロボットのように感情がなく人間味が全く感じられないんだ。

なんなんだこりゃ。

それでいて「雪に一文字」のストーリーでは大して怒る様子も見せていないのに、

しっかり雪に「バカ」と書いたり性格がブレまくってる。

正直アニメ版のあの性格で「バカ」とか書かれても逆に引くわ。

とにかくこのエピソードだけ見ても原作との違いがかなり際立っている。

ストーリー的には概ね原作通りでも、

肝心のキャラクターの性格面が全然違うのだ。

なぜここまでキャラクターの性格を変えてしまったのかわからない。

ついでに作画も「好きさ」が主題歌の時はかなり酷く、

ヒロインの響子がくたびれたような表情だったり、

「好きさ」が流れるOPの映像では水着で走るシーンがあるが太っていたり、

作画までブレまくっている。

それでも高視聴率の人気アニメだったわけで、

すばらしい要素もたくさんあったのも事実。

原作と違うテイストを味わえるのが良いというタイプもいるだろう。

 

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